台湾のLGBT事情をちょこっと
台湾のPRIDE PRADEに参加したり
町の様子を眺めたり、ドミトリーで離してきた中で自分が感じてきたこと、教えてきてもらったことです。
歩きながら感じたのが、どうしてこんなに多くの人が参加しているのだろうということです。
地元の大阪ですら800人規模、東京でさえどっこいどっこいだそうです。
沿道の人たちからは手を振られ、横を通り過ぎるバスや車のおばちゃんおっちゃんたちからも笑顔で写真を求められる。
同じアジア、経済規模だって似たような台湾。日本との違いにぐわりと衝撃を受けました。
台湾では90年代頃より規制が緩和され社会運動が一気に活発化、LGBT性的少数者のことも自然と盛り込まれていったそうです。
また、前のプレジデントは彼らに対して支援的で、さらにパレードが盛り上がる要因になったとか。
台湾ではゲイやレズビアン、トランスジェンダーの存在が日本よりも認知されているようで、聞くたび会うたび話されたのは、仕事の同僚や友人、さらには街中で手を繋ぎながら歩くカップルもよく見かけるということでした。
実際、自分も仲良さげに寄り添うレズビアンのカップルを電車内でみかけました。
ドミトリーでもパレードについて知っている人もいて、LGBTの認知の広さを垣間見ました。
台湾では若い世代を中心にカミングアウトが日本に比べて容易なように思います。日本では20、30代までですが40、50代までわりと慣用なのではないかという印象でした。
しかし、職場でのカミングアウトはやはり難しいとのことでした。
違う職場での話ならOKだが、同じ職場になってくるとプライベートなことも絡んでくる、仕事がやりづらくなることもある、ということでした。
台湾を訪れて、日本との違い、似たようなところ、感じて知って困惑しました。
持ち帰るべきものが何か、見つけてきたいと思います。